1972-03-24 第68回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号
こういうことは地域の農民、特に長い間鉱害に悩まされてまいりました被害地農民の気持ちとしては、私は絶対これは承服しがたいと思うのですね。したがいまして、私はこの一億分の一でもっていま申し上げたような差が出るということは、いかにしても理解しがたい。
こういうことは地域の農民、特に長い間鉱害に悩まされてまいりました被害地農民の気持ちとしては、私は絶対これは承服しがたいと思うのですね。したがいまして、私はこの一億分の一でもっていま申し上げたような差が出るということは、いかにしても理解しがたい。
こういうふうな災害自体の性質を十分考えて、当該被害地農民の実情に沿った適切な措置を講じなければ、単に被害額が各県で総合計してどうだったということを基準にして対策を講ずるというのでは、これは全く適切な措置を欠くことになるということを非常に心配するわけでございます。さようなわけでありますので、われわれといたしましては、ぜひこの際思い切った措置を急速に講じていただきたいと思います。
、先ほど来岐阜県、長野県その他いろいろの陳情もありまして、その惨状も十分わかったわけでありますが、山梨県の災害は明治三十三年以来の災害で、八十のおじいさんが初めてあった、いわゆる津波が押し寄せてきたような、雲が飛んできたような姿で押し寄せてきて、一朝にして田畑、家を流してしまった、あるいは人命も百何十名かの人が一朝にして流れてしまった、あるいは牛も流れ豚も流れ、何も持っておるものがないというのが被害地農民
○井出国務大臣 去る五月三日、四日の凍霜害によりまする被害が東北、関東、甲信越にわたりまして相当深刻な打撃を及ぼしましたことは、被害地農民諸君に対しましてまことに御同情を禁じ得ません。ただいまこれが対策としてそれぞれ行き届いた御措置を当委員会の決議として御要請に相なったわけでございますが、政府といたしましてはこの御趣旨を十分尊重して対処いたす所存でございます。右お答えいたします。
最後に県及び被害地農民の今回の災害に対する要望はおおむね次の通りであります。
これに対し政府は、「今年の異常な冷害に対しては速かに農業共済金を支払い、救農土木等により被害地農民の手に賃金の落ちる方策を講ずること、食糧不足農家には食糧の廉価配給を行い、且つ営農賃金の確保を図ることにより明年の再生産に支障ないようにする。而して冷害対策費の配分に当つては、冷害が非常に不均衡に発生している事実に即応し、町村ごとに検討し、被害の最大な個所から着工されるよう措置する。
本案は、被害地農民が一日も早くその成立を待ち望んでおるのであります。しかしその内容は、最も実際に適応し、完璧なものでなければなりません。かかる見地より本法を見まするに、われわれの当初の意図に反し、なお不完全なものであります。よつてわれわれは次の四つの大きな修正を施したいのであります。以下その修正点を御説明いたします。
でありますので、この事業を実施いたしますのには、やはりその被害町村の程度というものになるべく公平であることと、同時にいろいろの形で流れている国家予算が、結果としてその被害地農民に賃金をとらしてこの冬をしのがしてあげるという趣旨にかなうように何らかの処置をとらないと、これはうまく行かぬのじやないか、こういうことが考えられますが、その点はどうお考えになつておりますか。
従つて郡下でも凍霜害対策委員会を結成し、それぞれ応急対策に努めておりますが、前述の吾妻郡と同様、麦の保有確保のため、政府買上価格で飯用麦を払下げてもらいたい、営農資金の手当をお願いしたい、種子用麦を無償で交付してもらいたい、今年の麦の肥料代を助成してもらいたいと、被害地農民が率直な陳情をいたしておりました。
これらの耕地は、それは主として田面でありまするが、一部落一村のすべてに亘つておる場合が多く、即ち炭鉱が国の至上命令により強行採炭を行なつた特殊地域であつたために、そこの被害地農民は一般の人々の予想にも及ばない窮状に立たせられておるのであります。
私どもは、これら被害地の農民各位に対しまして心からなる同情を禁じえないのと同時に、政府はこの際、これら被害地農民の救済に対しまして、緊急に具体的に適当なる方策を樹立し、これを推進する必要ありと思いますので、私は、以下概況を申しまし上げまして、関係当局のお考えをお伺いしたい、かように考えるのであります。 ただいま手もとにはいつております情報は、主として群馬縣下における情報であります。